三平方の定理

直角三角形の直角をはさむ2辺の長さをa,bとして,斜辺の長さをcとするとき,
「a2+b2=c2」の式(三平方の定理)が成り立ちます。
三平方の定理が成り立つ理由を考えましょう。

三平方の定理アニメーション

直角三角形

直角をはさむ2辺の長さがa,b,斜辺の長さがcの直角三角形があります。
この直角三角形を4つ並べて,大きな正方形を作ります。

斜辺の正方形

1辺の長さがcの正方形(青色の部分)の面積は c2 で,
大きな正方形の面積から,直角三角形4つの面積を除いたものになります。

2つの正方形

直角三角形を移動して,正方形が2つできました。
1辺の長さがaの正方形(桃色の部分)の面積は a2
1辺の長さがbの正方形(橙色の部分)の面積は b2
2つの正方形の面積の和(a2+b2)は,
大きな正方形の面積から直角三角形4つの面積を除いたものになります。

もう一度アニメーションを見てみましょう。
「1辺の長さがaの正方形の面積と1辺の長さがbの正方形の面積の和(a2+b2)」は,
「1辺の長さがcの正方形の面積(c2)」と等しくなることがイメージできましたか。

三平方の定理アニメーション

三平方の定理
直角三角形の直角をはさむ2辺の長さをa,bとして,
斜辺の長さをcとするとき,次の式が成り立つ。
a2+b2=c2 

<覚えるときのポイント>
・直角三角形の直角をはさむ2辺がペア
・辺の長さの「2乗」
・斜辺の長さが1番大きい


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