人称（にんしょう）について

私たちは会話をするとき、登場する人を示す言葉を区別して使っています。
　話し手：1人称　→　「わたし、ぼく、おれ、・・・」
　聞き手：2人称　→　「あなた、きみ、おまえ、・・・」
　第三者：3人称　→　「かれ、あいつ、・・・」

英語にも同様に人物についてさし示す言葉があります。
英語の文では「動作するのが誰か」によって動詞の形がかわるので、
下の表の人称代名詞を覚えて区別できるようになりましょう。

人称代名詞

人称	単数（1人 / 1つ）	複数（2人以上 / 2つ以上）
1人称	I （私は）	we （私たちは）
2人称	you （あなたは）	you （あなたたちは）
3人称	he （彼は）	they （彼らは／彼女らは／それらは）
	she （彼女は）
	it （それは）

動植物や物は3人称に含まれます。

be動詞

人称代名詞ごとにbe動詞の形（am / are / is）が決まっています。

be動詞現在形の語形変化

人称	単数	複数
1人称	I am	We are
2人称	You are	You are
3人称	He is	They are
	She is
	It is

be動詞を使った文の例

人称	単数	複数
1人称	I am a student.	We are students.
2人称	You are a student.	You are students.
3人称	He is a student.	They are students. They are dogs.
	She is a student.
	It is a dog.

一般動詞

主語が「he / she / it」のとき、一般動詞に「s(es)」を付けます。
ただし、現在のことを述べる肯定文のときだけなので注意しましょう。

play → plays

人称	単数	複数
1人称	I play tennis.	We play tennis.
2人称	You play tennis.	You play tennis.
3人称	He plays tennis.	They play tennis.
	She plays tennis.
	It plays tennis.

go → goes

人称	単数	複数
1人称	I go to school.	We go to school.
2人称	You go to school.	You go to school.
3人称	He goes to school.	They go to school.
	She goes to school.
	It goes to school.

「be動詞」以外の動詞を「一般動詞」と呼んでいます。
英語の説明によく出てくるので言葉として覚えておきましょう。